寒い日の朝は『血圧サージ』と呼ばれる現象が起こりやすく要注意 [冷え症] [編集]
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『血圧サージ』とは朝の血圧が特に高くなる早朝高血圧です。
中でも、朝の血圧が急激に上がる「モーニングサージ」タイプの人は、脳卒中の危険性が高い
ことがわかってきました。
自分が「モーニングサージ」タイプかどうかは、家庭で血圧を測定することである程度知る
ことができます。
夜寝る前に静かにした状態で血圧(収縮期血圧)を測定し、翌朝目を覚ましたとき、動き出す
前の血圧(同)を測定します。
これを数日間くり返し、その平均値から夜と朝の差をみて、血圧の差が55mmHg以上ある状態を
いいます。
早朝高血圧が原因の脳卒中は、とくに起床後1~2時間が危険な時間帯です。
起きたあとすぐにあわただしく動かないこと、またトイレや洗面所などの寒い場所に行くときは
カーディガンをはおったり、厚手の靴下をはくなどして、少しでも血圧の上昇を抑えるように
心がけましょう。
そもそも血圧は、常に一定というわけではありません。
「自律神経の交感神経が高まる状態では誰もが一時的な高血圧になります。
亡くなった鶴さんは首都高速道路を運転中に大動脈解離を引き起こしたそうですが、運転中は
血圧が上がりますし、特に高速道路では高くなる傾向にあります」ので、
血圧が少し高めの方は高速道路での運転はしないほうがいいのかもしれませんね。
厚生労働省の’16年統計によれば、日本人の死因2位は心疾患、4位は脳血管疾患。
およそ5人に1人が血管の病気で亡くなっているという計算。
40代以降が気をつけたい病気がたくさんありますが、その中でも血圧はちょっとした
生活習慣の乱れで陥りやすい病気です。
高血圧とは、安静状態での血圧が慢性的に正常値よりも高い状態をいいます。
高血圧になると血管に常に負担がかかるため、血管の内壁が傷ついたり、柔軟性がなくなって
固くなったりして、動脈硬化を起こしやすくなります。
2017年11月、人気アニメ『それいけ!アンパンマン』のドキンちゃん役などで知られる
声優・鶴ひろみさんが、『大動脈解離』で亡くなったことは記憶に新しい。
『大動脈解離』は胸部や腹部の太い血管が裂ける病気だ。
大動脈は、心臓から出た血液を全身に送り出す重要な通り道。
そこでトラブルが生じると突然死を引き起こすことも多い。
近年のさまざまな調査・研究から、血圧が高くなるほど脳卒中のリスクも高まることが
明らかになってきています。
血圧が低めの人(収縮期血圧<120、拡張期血圧<80)のリスクを1とすると、
正常高値の人(130~139、85~89)で約1.7倍、
I度~Ⅱ度高血圧の人(140~159、90~99)で約3.3倍、
III度の高血圧の人(≧180、≧110)は約8.5倍と、
血圧水準が高くなるにつれてリスクも急上昇します。
心筋梗塞でポックリ逝く場合はあっという間のことでしょうが、脳梗塞になると大変です。
半身不随や言語障害などまた寝たきり状態になりやすいのですね。
本人も大変ですが、周りの人も大変です。
おまけに痴呆もそのうちにでてきてしまいます。
私は脳梗塞になった義父を我が家に引き取って、家内と一緒に7年間。
最後の1ヶ月は病院に入院させましたがいろいろと大変でした。
私も血圧が少し高いので、食事や運動に気をつけて義父の二の舞にならないよう心がけています。
寒い日の散歩や買い物などはなるべく避けたいですね。
一般に血圧は、高齢になるほど高くなる傾向があります。
しかし、日本では、
30歳代、40歳代の比較的若い世代でも、すでに約半数の人が高血圧の状態です。
しかもこの世代の場合、80~90%もの人が治療を受けていません。
高血圧の状態を長期間放置していると、それだけ血管の傷みも進み、いきなり脳卒中や
心筋梗塞を起こしかねません。
若い世代は、食生活の改善など生活習慣を見直すことで血圧を下げやすいので、
早めに受診して医師の指導を受けるようにしましょう。
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2018-01-12 20:54
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